日常レンズとして超優秀なXF18-55mm F2.4-4.0

土日の小旅行にフジのX-Pro2にXF18-55mm F2.8-4.0をつけて行ってきました。

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首からカメラをストラップにぶらさげて歩きながらちゃっちゃと撮るスタイルで、好天候にも恵まれかなり心地よい休日でした。

ま、最初はX-Pro2にはXF35mm F2しかつける予定はなく、散歩中のスナップ専用カメラにする予定でしたが(ダブルマウントでレンズが増えすぎると自分の首が絞まってしまうので(^^;))

夏に機材処分をした直後に温泉に行ったとき、やむを得ず持って行ったX-Pro2が意外に良くって・・・

も少し望遠域も欲しいなとXF18-55mm F2.8-4.0を購入したわけです。

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そこそこ写ってくれれば十分とあまり期待していませんでしたが・・・

これがなかなか優秀→いや超優秀

XT二桁シリーズやXEシリーズの標準ズームとして開発されたはずですが、X-Pro2でも十分な操作感でした。

AFは速いし、ピントも上々、望遠端の55mm(換算約82.5mm)ではF4.0まで暗くなってしまいますが、スティル撮影ではほぼ問題なし

あと何気に音が静かなのもいい。

これが5万円と少しで手に入ってしまったので、キヤノンEOS R6の登場機会が減ってしまった(重いのにあえて画質優先で持ち出すとすると標準域の大三元レンズが必要・・・高い)

 

そうそう、X-Pro2もだいぶ手になじんできて、スマートフォンより手軽に扱えるようになってきました。

撮影時の感触は、なんといったらいいか・・・

目の前の空間から自分の目に見えた2次元データをシュッと手持ちのカメラボディに収める感じかなあ

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レリーズ時の「シュコッ」という音とほんのわずかな感触が、そう、手持ちのブリキ缶にL判のはがきが投函されたように感ずるんですね。

これは実際にX-Pro2を使ってみた人にしか通じない感触だと思うけれど・・・

EOS 1DXⅡで撮影したときは、「バチン、バチン」「ダダダダダダ」と、まさに風景や人物を撃っている(シュートしている)感覚ですが、X-Pro2の場合は、虫取りかごに昆虫が集まっていくような、狩猟と昆虫採集の違いくらいの差があります。

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これに味を占めてさらに55−200mmなんかの望遠域のレンズを揃えようとすると、RFシステムの用途とかぶってきてしまうし、そもそもX-Pro2に重たいレンズは合わないので、まあ自重しておきます。

いやあ、でも本当に撮影が気持ち良かった(^_^)