前回はカメラの使い勝手や性能はiPhone Xs MaxもiPhone12 Pro Maxも変わらないと書きましたが・・・・
3日で前言撤回
それはあくまでも晴れた屋外で標準レンズ、フルオートで撮ったときのおはなし・・・
やはり進化していました。2年の技術の差は大きい
iPhone Xs Maxは標準レンズ(フルサイズ換算28ミリ程度)と望遠レンズ(約56ミリ相当)の2眼構成
iPhone 12 Pro Maxは超広角レンズ(14ミリ相当)と広角レンズ(フルサイズ換算28ミリ程度)と望遠レンズ(約70ミリ相当)の3眼構成
超広角レンズなんて使うかなあ?
望遠レンズなんて不要じゃないの?
と3眼構成カメラを手にする前は、まったく期待値0だったわけですが、いや実際に手にしてみると結構使います。超広角も、望遠も
ただ使いどころを間違えると、きつい結果が・・・(人間が針金状に)
これまでは家族4人で自撮りするなんて考えられなかったけれど(そもそも発想がない)、今回はじめて超広角レンズの性能テストでやってみたら・・・使える写真がビシビシ
パースが心配だったけれど、良い感じで補正してくれる。
操作系も従来は標準カメラアプリの初期画面の真ん中に丸で囲まれた1×の表示があるだけで、2倍にするにはそこをタッチして変更する必要があったのが、今回は0.5 1× 2.5 という表示が常時あっていずれかをタップすると使用レンズが決まる仕組み(Galaxy と同じか(^^;) いやいや良いところはどんどん取り入れていって欲しい)
そして実際に撮れる写真もよくよく見ると高画質になってきているのは間違いない。
なんと表現しようか・・・そうポートレートモードだとわかるのだけれど、わずかに従来より線が細い
解像度が変わらないのに「細い」表現
でも光が十分だとまず違いは分からない。
やはり夕暮れや、室内などの悪条件下の方が違いが顕著に出ます。
ここでは、あえて違いが出るように「部屋の照明を落としてデスクライトの間接照明のみで3m先の地球儀を手持ちで撮ったところ」を並べてみるけど、こんな感じ
左がiPhone Xs Maxで、右がiPhone12 Pro Max(撮影はGalaxy S20+)
左がGalaxy S20+ で、右がiPhone12 Pro Max(撮影はiPhone Xs Max)
まあ、F値やシャッタースピードを合わせずにフルオートでの三脚未使用の結果だから、厳密な比較にはならないけど、参考にはなると思う。
ハードとソフトを同時に開発できる強みはやはり今も健在
巷ではファーウェイやサムスンのフラッグシップスマホは既にiPhoneを超えた、と噂されてもいるけど・・・、あらゆる条件で撮った際の破綻しない安定度では、まだまだiPhoneのカメラがトップの座にあると思う。