「女のいない男たち」村上春樹著(文藝春秋社)を再読した。

村上春樹の短編集「女のいない男たち」を再読しました。

そう、話題の映画「ドライブ・マイ・カー」を収録した2014年の作品

私が買ったのは第2刷ですが、当時すべてに目を通したはずが、全っ然覚えていませんでした(^^;)

 

初読の時は妻を失った主人公の独白にするっと感情移入できていたように思うけど、今回は主人公のあまりのスタイリストぶりに(それでいてネチネチとした一面も)辟易としてしまいました。

 

こりゃあ○○(ネタバレ)されても仕方ないよね。

 

でも村上さんは意外に作品中のメカの描写をさらっといれてくれてオタクとしては嬉しいんだけど(SAABのよさとかね)、もうちっと濃くしてもらえないかねえ(そうするとやっぱり作品の品格がさがっちゃうんだろうか)

 

8年でまるっと内容を忘れてしまったのは少しショックだったけど、まあ2回も楽しませてもらえてありがたいとしましょう。