オリンパスOMD-EM1Xが発表されましたね

いやあ、すごいスペックのマシンですね。

まさにモンスターMFTといえます。明確にプロ仕様。

バッテリーグリップ一体型、バリアングルモニター、AF追従毎秒18コマ、AF固定毎秒60コマ、画像処理エンジンTruePicVⅢをダブル搭載し、インテリジェント被写体認識AF、5軸ボディ内手ぶれ補正(レンズ手ぶれ補正と併せて最高7.5段の補正)手持ちハイレゾショット、ライブND、防塵防滴、GPS,電子コンパスもありと機能てんこ盛り

同じMFT陣営のパナソニックがフルサイズミラーレス開発に舵を大きく切る中、時代の動きに取り残されつつあるのではという懸念もささやかれたオリンパスが、2020年東京オリンピックの前年に(しかも早い時期に)フラッグシップ機を発表できたことに、まずはユーザーとして一安心と言ったところです。

海外のYouTubeでは、はやくもレビュー動画が上がっていますが、外観はキャノンの1DX Mark2に酷似したデザインで、まあバッテリーグリップ一体型となると、どうしてもあの形になってしまいますが、意外にも縦位置撮影が多くなるタイプなのでバリアングルモニターがしっくりきていますね(キャノンは堅牢性確保のため、おそらく1DXのミラーレス版には載せてこないでしょうけど・・・)

動体撮影もなかなかスムーズに捉えていたようですし、これは楽しみです。

懸念としては、画像処理エンジンをダブル搭載というのは、技術的にかなり難しく、キャノンの7D Mark2の画質劣化の要因ともうわさされていたことくらいでしょうか。

しかしまあ、いすれ実機を見ればわかることですね。

いまのところ業界の方々の反応は冷ややかといったところですが、おそらくキャノンやニコンのミラーレスのフラッグシップ機が登場すれば、あっというまに消し飛んでしまうように思われているのかもね。

でもこれかなり完成度高いと思います。オリンピック前にキャノンやニコンもフラッグシップ機を発表するでしょうが、EOS-RやZ6,7の完成度を見ると、とても1DX Mark2やD5レベルのミラーレスカメラを出せるとは思えないです。プロはあくまでフルサイズにこだわるのかもしれまんけど。

最大の問題はやっぱり価格かな(30万円超え・・・(^_^)でもパナソニックのMFTフラッグシップ機もそれぐらいでしたよね)

現在OMD-EM10ユーザーである私には、とてもとても買えるモノではありませんけど、これからもオリンパスさんには頑張ってほしい。