普段のスナップ写真は、標準域はほとんど50mmの単焦点レンズで撮ってきたけど、そろそろ相棒を変えようと思う。
そう35mm
50mmというのは、本当に汎用性の高い領域で、寄ってよし、離れてよし、初心者の僕でも大体考えるとおりの構図で撮ることができた。人間が対象を凝視したときが50mmだとはよく言われるけど、その通りだと思う。
けれど、被写体が複数人になったり、被写体と背景の一体感を出しながら撮ろうとすると、やはり50mmでは狭い。
今年、親戚が集まって花火大会になったとき、子どもたちをまとめてフレームに収めようとしたら、えらく苦労してしまった(24-70mmもって来るんだった!と思ったのは後の祭り)。
よく考えると、50mmだと絞り開放にして被写体をうまくフレーム内に収めれば、あとは適当に背景がボケてくれて、それなりに写っていたのを、「俺うまくなった」と勘違いしていたのかもしれない。
その点、35mmはそうはいかない。
3人寄ったところをパシャ→誰を撮りたかったんだ?どんなお友達?
雰囲気のある店の前で1人をパシャ→何の店だっけ?
適当にとっても散漫になるばかり、ムズカシイ
でも、これ、写真の入門者が皆いつかは通る道みたいですね。
写歴5年で、気づくとは何とも遅いくらい。
まあ、気づかないよりはまし。
しばらくは、50mmは我慢して35mmで撮り続けよう。