はじめての動物倫理学(集英社新書)田上孝一著を読んだら説得されてしまった。
本書の主張のメインは
「肉食廃止」だ
うちはまだ小学生の子供が2人いるから今すぐには無理だけど、いずれビーガンになりそう。
応用倫理学の一ジャンルとしての動物倫理学をその根本の哲学から解説し、人間中心主義からくる伝統的動物観を問い直す格好の入門書。
扇情的な動物愛護運動の主張とは一線を画すが、その目的とするところは一緒かな。
著者はマルクス主義哲学者で、本書の最終章でもマルクス主義哲学と動物倫理学の親和性(論理的帰結?)が説明されている。
50歳を過ぎて肉はもたれるなあと思いつつ、惰性で食べ続けてきたけど、なにか踏ん切りがついた。
まあマルクス主義にはまったく賛同できないけれど、